「勝てるイメージ」
人は自己イメージ通りになるよう無意識的に行動する
先日、駒崎弘樹さんという日本を代表する社会起業家の本を読んでいたら、こんなことが書いてありました。
「たとえば自分はだめな人間だ、という自己イメージを持っていて、現実がうまくいっている場合、『こんなはずはない。どっかで自分はだめになるはずだ』と思うようになります。そしてダメになるような事態を無意識に起こし、『ほら、やっぱり思った通りだ』と安心するのです。奇妙な話ですが、人間の心にはそういうメカニズムが働くのです。」
働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)
- 作者: 駒崎弘樹
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/05
- メディア: 新書
- 購入: 11人 クリック: 86回
- この商品を含むブログ (73件) を見る
そんなことあるかいな、実力こそすべてだ。
なんて以前の自分なら思っていたのですが、この数ヶ月、上記の本に書いてあることまんまを経験してしまったのです。
自己イメージで結果が変わることを学んだ数ヶ月
私は2ヶ月前に社内公募で希望していた新規事業の部署に異動しました。
公募に応募したときは仕事がとても順調で怖いものなしの状態。公募内容のハードルの高さに一瞬ひるんだものの、いまの自分にできないことはないと意気揚々と応募。結果、公募に内定。公募以外でも自分でもびっくりするくらい何もかもが思い描いた通りの結果になっていました。
こんなうまいこといつまでも続くはずはない。。。。心の中でそんなことを思っていると、今度は負のスパイラルに突入。
異動後、社内外から集められた優秀な同僚や経験したこともない仕事の数々に怖じ気づき、だんだんうまく仕事が回らなくなり、ついには今までできていたことすらできなくなって(しなくなって)、、、、うわっ、ダメになるような事態を無意識に起こしてるっとはっとしました。
「勝てるイメージ」をもって仕事にのぞむ
「勝てるイメージを持つ」
うちの社内でよくこの言葉を耳にするのですが、これ、大切ですね。
なんだか精神論のようですが、脳科学的にもポジティブな思考が人間の行動にプラスの影響を与えることは証明されつつあるようです。
鏡の前で「勝てるイメージ」を想像して一日を始めようと思います。
by たま