これからの日本における自分自身の価値発揮の仕方
「44歳」と「27歳」
上記は何の年齢だと思いますか?
答えは日本の平均年齢とASEAN加盟国の平均年齢です。
この事実を受け止めて、みなさんはどう思うでしょうか?
私はまず感じたのでは、日本の労働力に魅力が全くない、と。高度成長期時代を支えたブルーワーカー的(労働集約型)な働き方では今の日本は世界各国に対して勝算はないなと。
「92,6兆円」と「43兆円」
上記は何の金額だと思いますか?
答えは「92,6兆円」は平成25年度一般会計予算。「43兆円」は税収等の自力で歳入が見込まれている金額です。
ということは、「約50兆円」は将来世代の借金(公債金収入)に依存している事実。
この二つの事実から、推察できることは多々ありますが、少子高齢化により労働力も低下していく中で国として、どのように効率的に稼いでいくのか?国策においては課題はたくさんはあります。
先日、面白い情報をキャッチアップしました。
日本TVの池上彰さんが出演している「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」において、世界の15歳の学力到達度を調べるテスト、PISA。そして大人の学力を調べるPIAACについて、特集されてました。
アメリカやイギリスの調査結果は「年収が高い=学力が高い」という結果に。逆に日本は「年収に関係なく、学力が高い」という結果が出たそうです。
PIAACは主婦やアルバイトなど関係なく、調査されるテストのようですから導き出されたデータは信憑性が高いと思います。
ということは少子高齢化が加速する日本国内において、埋もれている優秀な人材をうまく活用したナレッジワーク(思考業務)へのシフトが進んでいないのではないか。
毎年、膨れ上がる「日本の借金」に対して、国民一人ひとりが向き合い、今までのメンタルモデルを打破していくことが必要であり、「こんなこと出来ない、出来るわけがない」という前に「できるようにするにはどう工夫すれば良いのか?」というアイディアを創出していく楽しさ、価値発揮にシフトしていかなければと私も強い危機感を募らせています。
byキャプテン