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一般市民が感じている社会変化を読みとりたい人向けキュレーション サイト

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でこぼこの「ぼこ」にも目を向けなきゃねー

良いチームの特徴ってなんでしょうか。

いろいろあると思いますが、「異なる強みを持ったバリエーション豊かなメンバが揃っている」というのも挙げられると思います。様々な尖りポイントを持った人たちが集まれば、単純にチームとしてできることが多くなるし、多様なメンバ同士がそれぞれの思考信念を戦わせた結果出来上がるアウトプットはクオリティの面においてなかなかのものになるでしょう。チームメンバとしても、自分にはできないことを平然とやってのける人がいて尊敬できるし、自分の中には無かった考え方に触れることもでき刺激的で楽しいわけです。

 

たいへん素晴らしいんですけど、現実的に目の前の仕事をこなしていく中ではままならないこともあったりします。何しろ各々バックボーンやスキルセットが異なるわけですから、プロジェクトに取り組む際、誰がどの役目を担うかを決めるのは難しい問題だと感じます。その人のできること(=強み=でこぼこの「でこ」)は常に輝きを放っているのでお互い普通に了解しているんですけど、逆にその人が今まで何をやってこなかったか(=何についてサポートが必要か=この仕事はその人にとってチャレンジなのかどうか=でこぼこの「ぼこ」)を認識するのも非常に重要なのではないかということです。この認識を誤ると、無茶な仕事の押し付けになってしまい、せっかくの良いチャレンジの機会が、サポートがなくお手本がなく手探りで進む状態(それが悪いとも言いませんが)になり、残念な結果で終わってしまうかもしれません。

 

誰か一人が船頭を取り推し進めていく式のチームであればリーダー的なひとがメンバの特性を把握してトップダウンでリソース配置すれば済むのかもしれませんが、そうではないパターン、つまり各メンバの主体性とディスカッションによってPJチームが編成されるパターンにおいては、お互いがお互いのことを「でこ」も「ぼこ」も含めてより良く知る必要があるのではないですかね?

 

じゃーどうすればそんな状態になれるの?って言うとそれはもう率直な自己開示(自己顕示ではなくね)をやっていく・それができる空気に持っていくしかないんじゃないの、って今は思っています。

 

by K

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