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一般市民が感じている社会変化を読みとりたい人向けキュレーション サイト

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フレームワーク

 まあまあ長いこと社会人をやってきて、これは役に立っていると思っている考え方があります。いろいろな概念や考え方をいくつかの軸で整理するいわゆるフレームワークと呼ばれるものです。

 

 経営者やコンサルタントを中心にフレームワークを使って仕事を進めている方は多いと思います。戦略策定における3Cや5F、マーケティングの4Pなどといったものはその代表でしょうか。ビジネス研修や自己啓発のビジネス本なんかでも良く取り上げられていますね。

 

 フレームワークの種類については、ネットにも、書籍にもたくさんあるのでここでは取り上げませんが、使えるフレームワークを知っているのと知らないのでは、仕事の進みが違います。簡単に言うと、思考のショートカットキーみたいなものです。

 

「できる人」と言われている人たちの会話はフレームワークで話の論点を押さえていたりします。逆に言うと、賢く話すためにはフレームワークを頭に描きながら会話すると効率よく話を進めることができます。

 

 例えば、ある会社の状況についてお話をお伺いするとき、、、

 

 ・ 市場やお客様の最近の傾向や変化は?

 

 ・ 競合企業の最近の傾向や変化は??

 

 ・ その中で貴社の状況は?

 

 

 以上は3C分析の例です(Customer、Competitor、Company)。最もこんなに単純ではなく、それぞれの内容を深堀して質問していくことになりますが、話を端的にモレダブりなく聴くには、フレームワークは便利なツールです。

 

 (恐らくですが)きちんとものごとを整理して把握をしたり、説明するときにうまくできる人はこのような頭の使い方をされているのだと思います。周りの仕事のできる人を観察してみてください。良く話を聞いていると何かのフレームワークを下敷きにしながらで語っていることが多いはず。

 

 もっともそもそも、その語られているフレームワークを知らなければわからないんですけどね。。。

 

 便利なフレームワークですが、どの場面でどのフレームワークを使うのかが大事だとどこかの本で読みました。使いこなせるかどうか、何事も自分次第。私はいまだ継続学習中です。

 

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By ポジ男